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本郷織物研究所

こんにちは!
今回は、先日の佐々木さん松本入りの際に信州紬のリサーチのため本郷織物研究所にお伺いしたときのことを、皆さんにもお伝えしたいと思います。
本郷織物研究所とは染織作家・本郷孝文氏の工房のこと。


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さっそく糸をよっているところを見学。

次は、お蚕様が登場!

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このお蚕様、私たちが知っているものとは少し違い、すごくきれいな緑色をしていますよね。
黄色っぽいものや緑色の濃いものもありました。

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いよいよ機織りが目の前に。織り途中の紬に一同は大興奮、そして織りのあまりの複雑さに
驚き、どうやるのか、この色はどうだしているのか、などなど、
本郷さんを質問攻めにしてしまうのでした。

その後、アップルパイとお茶をいただき、しばしのおやつタイム。
話は本郷さんの飼ってらっしゃる猫のアキちゃんから、松本のまちの昔話まで多岐にわたりました。

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そして、そして…いよいよ信州紬のパターンを見せていただくことに…。
初めて触る紬の感触は思ったよりもずっと柔らかく、なめらかで、軽やか。
信州紬、と聞いて多くの人が連想するであろう抑え目の色だけでなく、
鮮やかなピンクやグリーン、ブルーが、そこにはありました。なんと、金も銀もだせるそうですよ!

これらの色は、すべて自然から生まれた色。
茶色はヘマチン、アセン、シブキの皮をあわせたもの。
赤色は東南アジアの木、スオウに少し黄色を混ぜたもの。
紫色は中南米に生息するサボテンに付くカイガラムシ。
ピンク色は桜から。

長持ちで、手に入りやすく、綺麗な色が出るものを探すのだそう。
自然からうまれたものであるからこそ、影響も受けやすい。
ものによってはみかんの汁がついてしまっただけでも変色してしまうようです。

そんな、繊細な紬の布たちをそろりそろりと触っていると、とうとう、かたちになったものが登場。

image.jpeg

オーラに圧倒され、柄と柄の組み合わせに感動。
空間に差し込む光にキラキラと反射する糸が美しく、パターンはリズムのように楽しく。
成人式が済んでいてよかったと、心からおもうのでした。
(成人式前だったら、親にねだって困らせてしまいそう!)

そして最後に織りのパターンを図式化したものもみせていただきました。
それはまるで楽譜のよう。音楽にしたら紬のリズムが聞こえてくるのでしょうか。

一歩本郷さんの工房に足を踏み入れたときから、心は満たされていく一方でした。
佐々木さんの作品にどう紡がれていくのでしょう、非常に楽しみです。


本郷さん、本郷織物研究所の方々、ありがとうございました!

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プロフィール

信州大学人文学部芸術ワークショップゼミ(美術系)

信州大学人文学部芸術ワークショップゼミ(美術系)
信大人文芸術WSゼミ(美術系)です。学生の立案・運営で、美術に関わる企画を松本市内で展開しています。
主な企画展に、「名前の落としかた:梅田哲也、小栗沙弥子、小林耕平」(2011)、「ここも そこも どこかのここで:小林史子、前沢知子、水野勝規」(2012)、「アーケード:佐々木愛、文谷有佳里」(2013)、「大展会:渡辺英司、青田真也、小栗沙弥子、堀田直輝」(2014)、「下平千夏 光の記譜法」(2015)、「友政麻里子と二藤建人」(2016)など。

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